海沿いの地域では、海からの潮風を受けてサビや腐食が発生し、エアコンが故障してしまうことが多々あります。こうした環境下でも使用でき、塩害からエアコンを守る処理を施したエアコンが耐塩害・耐重塩害仕様のエアコンです。沿岸部の海から近い地域にお住まいの方におすすめです。海沿いの地域では、室外機の外装やフィンが腐食、絶縁部に塩水が付着して漏電を引き起こすなど、基盤や電気系統にも潮風の影響を受けます。通常エアコンは10年ほど使うことができますが、塩害がひどい場所では3年で故障してしまった事例もあります。 そこで、耐塩害・耐重塩害仕様のエアコンの室外機には、特別な塗料を使い、さらにサビに強い素材を使用します。室外機の塗料は、下塗りにはポリエステル樹脂塗料、上塗りにはフッ素樹脂塗料を重ね、二層のコーティングでサビの発生を防ぎます。また、サビに強いステンレス製のネジを使用。そのほかに、フィンや基盤も耐塩害加工を施します。室外機の外側・内側、内部パーツ、ネジや基盤まで、細かく塩害対策を施しています。ただし、耐塩害・耐重塩害仕様のエアコンであれば絶対に故障しないわけではありません。長く快適に使用するためには、定期的なクリーニングも忘れないようにしましょう。
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海岸エリアの方にはオススメの耐塩害仕様・耐重塩害仕様エアコン
海岸エリアに住む場合、家電の塩害に気を付けなければなりません。塩害とは海水に含まれる塩分により、田畑や建材、家電をはじめとした機械に影響を及ぼす物です。塩害の影響で、室外機が錆びたり腐食する原因になります。エアコンの室外機に錆びや腐食の発生する割合を抑えるには、対塩害・耐重塩害仕様エアコンを利用することが最適です。対塩害・耐重塩害仕様エアコンとは、電気部分のプリント板や熱交換器などの室外機の内部の部品に防錆・防腐処理を行ったり、外装部分に錆に強い素材を採用しています。 対塩害と耐重塩害仕様エアコンの違いは、海からの距離です。対塩害仕様エアコンは海からの距離が約300メートルから1キロメートルの範囲内で、直接潮風が当たらない場所に設置することが基本となります。耐重塩害仕様エアコンは海から約300メートル以内に室外機を設置する場合や、潮風が直接当たるところに設置しなければならないときに必要です。これらのエアコンを設置する際は、その効果を持続するため、定期的なクリーニングやメンテナンスが大切です。
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