「シロッコファン」とは、エアコンの吹き出しあたりに装備されている部品のことです。羽根がついた細長い筒状のもので、回転しながら空気を吸い込み、排気する役割を果たしています。部屋から集めた空気を冷却したり温めたりする際に、温度差による結露がたまり、構造上、カビや雑菌の温床となりやすい部分でもあります。ファンにはホコリも付きやすく、放置して塊になると、その重さでモーターなどにも悪影響を及ぼしてしまいます。また、エアコンのそばでたばこを吸ったりすると、シロッコファンにたばこのヤニがこびり付き、悪臭にもつながります。汚れたままにしていると、故障の原因にもなりますので、定期的な掃除が必要です。エアコンの掃除をすることは、電気代の節約にもつながります。
シロッコファンに黒カビなどが付着している場合は、アルカリ性洗剤や中性洗剤でも汚れを落とすことができます。消毒用のアルコールやエタノールを使うと、ある程度のカビ菌は消滅させることが可能です。ただし、シロッコファンの取り外しが難しい場合は、業者に頼みましょう。高温蒸気などでカビ菌をきれいに殺菌してくれますし、個人では掃除が難しい箇所まできれいにしてもらえるので、おすすめです。
横浜のエアコンクリーニングなら完全分解 口コミでおすすめ!
https://airpika.jp/area/kanagawa/yokohama
エアコンのカビは55度以上の熱で死滅!?
エアコンを使用する上で注意してほしいのが、室内機の中にカビが繁殖することです。カビが繁殖すると異臭が出るだけでなく、エアコンの空気の中にカビの胞子が混じることで、肺炎などを引き起こすリスクが発生します。カビが発生する理由としては、使用中の結露が原因であり、最初は吹き出し口付近から少しずつ奥に浸食していくという流れです。 最深部にまでカビが浸食してしまったときには、基本的に買い替えるか、業者に委託をしてエアコンクリーニングをしてもらう必要があります。ただ、そのような状態になる前にいくつか対処法があるのですが、その方法の一つがエアコンの温度設定を55度以上にして運転することです。この55度以上の温度というのは、カビの発生原因となる結露を蒸発させるだけでなく、カビ自体が生きられない温度とされています。特殊な技術を搭載したエアコンには、加熱除菌という機能が付いたものもあります。エアコンを使わなくなった時期に、きれいに清掃をした後、55度以上の温風を5分程度流すことで、カビの繁殖を抑えることが可能です。
完全分解エアコンクリーニングならエアピカ
https://airpika.jp/